悲嘆の感情

このブログでは 実際のセッションで出てきた興味深い話を書いています。

女性はA子さん 男性はB君として綴っていきたいと思います。

 

さて 今日は本物を見極める視点を持っている40代のA子さんのお話です。

 

ボディートーク をしていると感情解放のためにいろんな感情が出て来ます。

人間が持つ感情はたくさんありしかも絡み合っていることが多いですね。

 

でもごちゃごちゃな感情を整理しやすく分解したほうがすっきりしてくるもんです。

 

悲嘆の感情と言ったらどんな時に生まれるのでしょうか?

 

一番大きいのは親や配偶者 肉親の死ではないでしょうか。

また(結婚指輪のような)大切なものを無くしてしまった時

ずっと勤めて来た会社を辞めなくてはならなくなった時

不本意なお金を払わねばならなかった時

経営者が感じやすい信用を失った時 など

悲嘆の感情が生まれ味わいつつ体が記憶する事があるんですね。

 

A子さんのセッションの際 活発な記憶で悲嘆の感情が出て来ました。

5年前の7月ですが何かありましたか?

「え、父は亡くなっているのですが亡くなったのは7年前だし母は健在だし

無くなった物もないし・・なんだろう・・?」

全く思い当たらないご様子でした。

手首のほんの小さな変化を読み取るので間違いもあるかもしれません

 

でもなるほど!!と思える日がきました。

 

A子さんはお母様と電話で話していてわかったそうです。

ご実家との距離は新幹線で2時間ほどの場所にお住まいです。

 

A子さんが子供の頃からご実家は大きく商売をされていて、肉親のようにお世話になった

使用人がいたそうです。よく遊んでもらったそうです。優しい方だったのでしょう。

 

セッションで出て来た5年前7月にはその使用人の方が亡くなったのをお母様から

聞かされた時だったようです。

 

お父様の時には当然 新幹線に乗って行ったけれども使用人の方の時は

「あの方が亡くなったんだ・・悲しい」と感じながら

行動せずにいた事が悲嘆の感情になったのかもしれません

 

体は覚えていても顕在意識では全く覚えていない

後からそんな話を聞きうーん・興味深い!と思ったのでした。

 

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